「介護する人に休みは無い」と聞き、介護職はとても大変な仕事のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。介護施設などで働く人のシフトについては、噂の領域では休みが1週間に1日以上は取れず夜勤もあると聞いたことがあります。しかし実際はどうなのでしょう。もしもそれが本当なら、介護の仕事に就きたいと願っている人も働きたくなくなるかもしれません。
職探しの求人票などを読むと、介護職の年間の休日は平均110日くらいの施設がとても多くあります。年間110日も休めるという事は、1ヶ月あたり9日間くらい休日があるという計算になります。月間の休日が9日という事は、週休2日という計算になります。夜勤や変則的なシフトがある施設や、日曜休日も仕事がある職場では、カレンダー通りには休めません。しかし平日でも週休2日程度確保できれば、十分に自分の時間を持つことができて体を休めることもできます。介護職の求人票をたくさん読んでみると、休日がもっと多い施設も目にします。年間120日程度の休みがある施設もあり、このようなところは人員確保が出来ている職場なのかもしれません。過度な負担を背負わずに、仕事が続けられる可能性が高いと言えるでしょう。
このように多くの介護施設では、職員の休日が十分確保されています。巷では介護職は休みが少なくハードな仕事だと噂されますが、現状はそれほど心配する必要は無さそうです。そして職探しをする時は、きちんと求職票に目を通すべきです。たまに、年間の休日が100日に満たない施設も混ざっています。休日をしっかり取れる職場を選んだほうが、心身への負担を抑えられます。